
あの日、鍵をかけたのは俺だった。 だけど、いまはもう―― 彼女のほうが、その扉を開けたがらない。 「外に出るの、怖いの。だって……あなたがいない世界なんて、考えたくない」 焦げた肌は汗と愛液に濡れ、 潤んだ瞳の奥には、完全に‘女’として目覚めた欲望が宿っていた。 食事も、睡眠も、会話すらも、 すべては‘その時’のためだけにある。 ベッドの上で、床の上…










あの日、鍵をかけたのは俺だった。 だけど、いまはもう―― 彼女のほうが、その扉を開けたがらない。 「外に出るの、怖いの。だって……あなたがいない世界なんて、考えたくない」 焦げた肌は汗と愛液に濡れ、 潤んだ瞳の奥には、完全に‘女’として目覚めた欲望が宿っていた。 食事も、睡眠も、会話すらも、 すべては‘その時’のためだけにある。 ベッドの上で、床の上…