
この世界のどこかにお姫様がいる。 証拠も根拠も確証もないけど、確かにそれは自分だけが知る世界の秘密だった。 お姫様を救い出すために、とにかく遠くを目指す! と思っているのだけど……。 「英ちゃん、明日の夕飯は刺身で良いかな?」 「いや、それだけは勘弁して下さい」 「それは英ちゃんの態度次第かな♪」 月から来た侵略者ゆずとの、平和で甘い日常に流されて…



この世界のどこかにお姫様がいる。 証拠も根拠も確証もないけど、確かにそれは自分だけが知る世界の秘密だった。 お姫様を救い出すために、とにかく遠くを目指す! と思っているのだけど……。 「英ちゃん、明日の夕飯は刺身で良いかな?」 「いや、それだけは勘弁して下さい」 「それは英ちゃんの態度次第かな♪」 月から来た侵略者ゆずとの、平和で甘い日常に流されて…